第2回「公共インフラの問題を、建設DXでなんとかする自治体会議」を実施しました
2026年1月16日、全国の自治体職員の皆様にご参加いただき、
第2回「公共インフラの問題を、建設DXでなんとかする自治体会議」を開催しました。
本会議は、自治体でのBIM/CIM推進における”リアルな課題”を共有し、
先進事例をもとに“現場で実装できる次の一手”を見出すことを目的に開催したものです。
当日は、建設DXの最新の取り組みや活用の方向性について、活発な意見交換が行われました。

当日のプログラム
- データマネジメントプラットフォーム構築による、これからの業務のカタチ
- 令和7年度インフラDX大賞 優秀賞
「CIMによる排水機場維持管理の効率化」/徳島県 県土整備部 島田奈実 様 - DXルーム見学
- 360°画像ビューア『miRU360』のご紹介
- KTSソリューション「AIを活用した技術紹介」
- 意見交換
データマネジメントプラットフォーム構築による、これからの業務のカタチ
「最初から3Dで考える設計」を軸に、属性情報のネットワーク化を進めながら、
データマネジメントプラットフォーム構築の方針を提示しました。
インフラ分野の協働を促し、迅速で確実な意思決定を支援する仕組みづくりについて、
参加者の皆さまから大きな期待の声が寄せられました。

令和7年度インフラDX先進大賞優秀賞「CIMによる排水機場維持管理の効率化」
徳島県 県土整備部 島田奈実 様
徳島県の先進事例として、排水機場を3次元モデル化し、
そのまま“台帳”として活用する新しい維持管理手法をご紹介いただきました。
設備情報や修繕履歴を属性情報として紐づけることで、紙資料の捜索やメーカーへの確認作業が大幅に削減。
業務の効率化と属人化の解消 が期待され、国土交通省からも高く評価されています。

プロジェクションVR『DXルーム』体験
休憩を兼ね、KTS本社名物「DXルーム」をご体験いただきました。
2m級スクリーンが3面に広がり、実物大の3Dモデルや点群データを投影できる空間です。
参加者の皆さまからは「臨場感がすごい」「施工前の合意形成に役立ちそう」
など、多くの反響をいただきました。
≫DXルームの詳細はこちら

360°画像ビューア『miRU360』のご紹介
360°画像を使い、距離計測・時差比較 などが行えるシステム『miRU360』を紹介しました。
近日リリース予定の新バージョンについても、先行して情報を公開しました。

KTSソリューション「AIを活用した技術紹介」
公共インフラ分野で培った知見と最先端のAI技術を掛け合わせ、
KTSが開発を進めるAIソリューションをご紹介しました。
積算基準や設計図書をAIに参照させることで、職員の調査・確認業務を支援し、
違算(誤り)防止や業務の省力化につながる可能性 を示しました。

意見交換
事前アンケートや各講義の内容を踏まえ、各自治体の取り組みや課題について議論しました。
多くの自治体がBIM/CIM、ICT施工、AI、3次元点群データの活用に取り組む一方で、
- 3次元データを扱える環境・人材の不足
- BIM/CIMの費用対効果の説明の難しさ
- 設計〜施工〜維持管理のデータ連携が途切れてしまう
といった共通課題も共有されました。

自治体とともに、実装フェーズへ
今回の自治体会議では、
「BIM/CIMをどう運用し、どう価値につなげるか」という“実務レベルの議論”が深まりました。
今後も、自治体の皆さまと対話と検証を重ねながら、
持続可能なインフラマネジメントの実現に貢献してまいります。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
KTSは今後も、公共インフラ分野における社会課題の解決に取り組んでまいります。