「公共インフラの問題を、建設DXでなんとかする自治体会議」を実施しました!

2025年6月18日に、地方自治体の皆様をお招きし、建設DXの最新動向の共有や、BIM/CIMや積算業務に関する意見交換会を行いました。
ご参加いただいた皆様からは、「会議に参加して良かった」 「KTSの3次元設計と積算への展開に期待したい」とありがたいお声をいただきました。
当日の内容
- BIM/CIMの最新動向についての解説
- 建設DXやBIM/CIMに関する課題、建設業の未来についての意見交換
- DXルームのご見学
- KTSソリューションのご紹介と意見交換
- 土木積算業務に対する課題共有とその対策に向けた意見交換
BIM/CIMの最新動向についての解説
まずは意見交換会の前にBIM/CIMの最新の動向を確認・共有しました。
セミナーでもお馴染みの当社 事業推進部 部長 尾畑により令和7年3月に改訂されたBIM/CIMの取扱要領、実施方針の解説を行いました。
建設DXやBIM/CIMに関する課題、建設業の未来についての意見交換
山口県様にご登壇いただき、業務プロセスの最適化を目指した山口県での様々な取り組み事例をご紹介いただきました。
意見交換では、各県で試行要領やガイドラインを策定し、導入を進めているなか、費用の標準化、データの保管・共有方法、技術者育成など各自治体に共通の課題が見えてきました。
DXルームのご見学
休憩を兼ねて、弊社のDXルームの体験ツアーも行いました。
約2メートルのスクリーンが3面あり、実物大の3Dモデルや点群が投影されます。
皆さん興味津々の様子で、VR空間の可能性を実感していただきました。
≫DXルームの詳細はこちら
KTSソリューションのご紹介と意見交換
「初めから3次元で設計を行う」3次元先行型設計のご紹介など、弊社の建設DXに対する取り組みや開発についてご紹介しました。
講演後には、各県の課題を踏まえた貴重なご意見をいただけました。
土木積算業務に対する課題共有とその対策に向けた意見交換
最後に積算業務に対する各県の課題についても意見を交わしました。
業務の複雑化、人手不足、標準化の必要性など共通する課題があり、システムによる積算業務の標準化や自動化が期待されています。
当社としても今後の展開に向けて参考になる、非常に有意義な意見交換会でした。
改めまして今回ご参加いただいた各県の皆様、ありがとうございました。
今後もこのような機会を設けて、公共インフラ分野における社会問題の解決に取組んで参ります。