浚渫土量計算における、V-nasClairの活用 ― 水中施工の3次元数量算出を効率化 ―
港湾・空港分野の発注者支援を手がける株式会社ポルテックでは、浚渫土量計算において「V-nasClair」を活用。水中施工という特有の条件下における3次元数量算出を効率化し、現場での実務に即した運用を実現されています。
レイヤ指定による効率化と柔軟な3D処理で、水中施工の数量算出をスムーズに
─ポルテック様よりコメント
当社は、国土交通省等が発注する公共工事において、港湾・空港・海岸分野に特化した発注者支援業務および建設コンサルタント業務などの事業を展開しております。港湾工事における浚渫工や基礎工は「水中施工」という特殊な環境下で行われるため、ICT対応の数量算出には、3次元的なアプローチが不可欠です。当社では、3D形状への展開および数量算出のメインツールとして「V-nasClair」を選定・運用しています。
一般的に、3次元CADで土量を算出する際、計算対象となる「面(TIN)」を作るためには、バラバラのパーツを1つの大きな面に結合・統合する高度なスキルと手間が必要になるケースが少なくありません。
しかし、V-nasClairはパーツごとに個別に作成した面であっても、面倒な統合処理をすることなく「レイヤを指定するだけ」でそのまま計算が可能です。個々の形状を目で確認しながら直感的に面づくりができるため、作業が非常にスムーズに進みます。
さらに、水中施工で重要となる法面の「均し(ならし)面積」を求めるような、海底地形に合わせた複雑な断面処理(3Dカット)も簡単に行える点も、優れた特性の1つです。
本サイトは、当社がこれまで種々の現場で試行を重ねてきた数量算出のプロセスやノウハウ、ツールを体系的にまとめたものです。当社の実績に基づく一例を提示することで、港湾技術者の皆様の選択肢を広げ、業界全体の技術力向上に寄与できれば幸いです。