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※1: KTS道路設計シリーズは、「V-ROAD」「V-ROAD/M」「i-Conオプション」です。
※2: V-擁壁展開図、i-Conオプション は別契約が必要です。
道路設計の決定版
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製品特長
1.平面計画例
平面線形の入力とペーロケ作業
ペーロケ作業で必要となる3次元地形の作成が行えます。等高線、道路・河川・傾斜地・水路などの標高入力や編集が自由に行えます(図1-1)。
S型・C型の調整計算(*)や、複数コントロールポイント(離隔指定が可能)を考慮した一括調整計算(*)が可能です(図1-2)。入力した中心線は幾何構造基準値のチェックが行えます。
* C型の調整計算、コントロールポイントによる調整計算機能はV-ROAD/Mには搭載されていません。

図1-1 3次元地形の作成

図1-2 一括調整計算
標準断面の設定により法面の自動展開・作図を行います。路線トライアルの労力が大幅に低減します(図1-3)。
クロソイドの幅員線(平行線、拡幅線)上で正確な座標取得ができる線形計算エンジンを実装しています。また、図面の回転に合わせた測量座標軸の回転に対応しています(図1-4)。

図1-3 法面の自動展開・作図

図1-4 測量座標軸の回転に対応
流量計算
流域を指定することにより流量計算が行えます。ハッチング作図、流域番号の指定、流量などの作図に対応(図1-5)。流量の結果はCSVファイルに出力できます。

図1-5 流量計算
インターチェンジ計画(* V-ROAD/Mには搭載されていません)
ノーズを考慮したインターチェンジの調整計算が行えます(図1-6、1-7)。
* V-ROAD/Mには搭載されていません。

図1-6 インターチェンジ計画(*)

図1-7 インターチェンジ計画(*)
2.縦断計画例
縦断計画
コントロールポイントを考慮した縦断の計画が可能です。道路構造令に対する幾何構造規格チェックが行えます(図2-1)。

図2-1 縦断計画
図式登録機能
任意の組み合わせで図式タイプを登録できます。国土交通省CAD製図基準用の図式を標準でサポートしています(図2-2、2-3、2-4、2-5)。

図2-2 図式登録機能

図2-3 図式登録機能

図2-4 図式登録機能

図2-5 図式登録機能
縦断地形
縦断地形の入力は表形式・野帳形式入力をサポートしています。その他、SIMAデータや測量図からの取得、3次元地形データからの取得にも対応しています(図2-6、2-7)。

図2-6 縦断地形の入力

図2-7 縦断地形の表示
縦断図
複数の地形線・計画線が扱えるため河川縦断図の作図が可能です(図2-8)。 NEXCOタイプの勾配図が作図できます(図2-9)。

図2-8 河川縦断図の作図

図2-9 NEXCOタイプの勾配図
片勾配・拡幅のすりつけは平面線形と設計規格(道路構造令・林道規程・農道基準)により自動算出します。任意位置でのすりつけ指定が可能な他、高次拡幅、緩和接線による拡幅すりつけが可能です(図2-10)。

図2-10 拡幅すりつけ
横断計画例
横断図作図
土質別、オープンカット・片切り区分による数量自動算出や法面折れに対応(図3-1)。
盛土区分別、施工幅別のほか床掘り、埋め戻しなどの数量算出に対応(図3-2)。

図3-1 数量自動算出

図3-2 数量自動算出
斜方向距離を考慮した分離道路の作図が可能。線形間の離れや、計画高、幅員の斜率を自動計算(図3-3)。

図3-3 分離道路の作図
側道作図機能を利用した付け替え水路の作図例(図3-4)。
側道から本線法面にすりつく擁壁高を自動計算(図3-5)。

図3-4 付け替え水路の作図例

図3-5 擁壁高を自動計算
指定要素までの法面延縮に対応。数量も考慮します(図3-6)。

図3-6 法面延縮
各種構造物登録
構造物は国土交通省の標準設計図集相当が用意されています。任意形構造物の登録・変更が可能です。V-nas汎用CAD機能で作図したデータを横断図の自動作図機能にそのまま利用することができます(図3-7)。
標高値作図コマンドにより、設置した構造物や路面に標高寸法を作図します(図3-8)。

図3-7 任意形構造物の登録

図3-8 標高値作図コマンド
数量計算・マスカーブ図
土質・工種区分による集計表を作成します。表計算ソフトへの転用が可能です(図3-9)。
数量計算の結果からマスカーブ図を作図し、土量バランスを簡単に確認することができます(図3-10)。

図3-9 集計表

図3-10 マスカーブ図
各種連携
V-擁壁展開図
V-擁壁展開図 とのデータ連動により横断図から擁壁展開図を自動で作図します。また、V-擁壁展開図 で修正した値は横断図に反映されます。擁壁高の旗上げや土工数量にも反映されます(図4-2)。
※: V-擁壁展開図 は別契約が必要です。

図4-2 V-擁壁展開図と連動
i-Conオプション
i-Conオプション(アイコンオプション)をアドオンすることにより、3次元土工設計の成果で必要とされる『LandXML1.2 に準じた3次元設計データ交換標準(案)Ver.1.5(略称:J-LandXML)令和4年3月』に準拠した、J-LandXMLファイルの出力が可能です(図4-3)。
※: i-Conオプション は別契約が必要です。

図4-3 i-Conオプション
価 格(税込)
サブスクリプション(年間レンタル)方式での価格です。1年ごとに契約更新となります。
●V-ROAD | 初年度 | 継続2年目~ |
アクティベーション版 | ¥825,000 | ¥550,000 |
ねっとさーばCloud版 | ¥1,237,500 | ¥825,000 |
●V-ROAD/M | ||
アクティベーション版 | ¥577,500 | ¥385,000 |
ねっとさーばCloud版 | ¥866,250 | ¥577,500 |
対応基準/適用範囲
日本道路協会『道路構造令の解説と運用』平成27年6月
日本林道協会『林道規程―解説とその運用―』平成20年
国土交通省国土技術政策総合研究所
『LandXML1.2 に準じた3次元設計データ交換標準(案)Ver.1.5(略称:J-LandXML)』令和4年3月
OCF検定
「LandXMLに準じた3次元設計データ対応検定」に合格しています。

LandXMLに準じた3次元設計データ対応検定(認証番号:17121030209)
同じバージョンの V-ROAD あるいは V-ROAD/M と、i-Conオプション が必要です。一部機能において V-nasClair と、i-ConCIM_Kit のVer.2021 が必要です。
適用範囲
1路線あたり断面数:500
動作環境
- OS
- Microsoft Windows 11、10 64bit推奨
※Windows動作保証の最新情報は こちら ≫
- CPU
- OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
- メモリ
- OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
- 記憶装置
- 10GB以上の空き容量 SSDを推奨
- ディスプレイ
- 1920×1080以上が表示可能なもの
- その他
お問合せ
資料請求・購入前のお問合せ
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基準適合チェックツール『CADチェッカー』
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その他V-nasClairシリーズ
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