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- 防災調節池Ⅱ
(公社)日本河川協会「防災調節池等技術基準(案)」ならびに(公社)日本下水道協会「下水道雨水調整池技術基準(案)」を参考に、防災調節池の水文・水理計算を行います。(公社) 雨水貯留浸透技術協会「雨水浸透施設技術指針[案]」に対応した、貯留・浸透施設併用の計算を行います。放流施設のサイズ自動決定、ピーク位置前後の出力間隔変更、洪水到達時間の算定、堆積土砂量の算定等の機能もあります。
主なバージョンアップ情報
Ver.5
- 簡便式の計算書に必要調節容量に達する降雨継続時間を示すグラフを追加
- 角屋式による洪水到達時間の計算書に降雨強度式と角屋式の交点を示すグラフを追加
- 流域の計算書に流量計算表の出力を追加
- 熊本県土木部河川港湾局河川課発行「開発許可申請に伴う調節池設置基準(案) 平成27年8月」のピークカット方式に対応
- 兵庫県発行「重要調整池の設置に関する技術的基準及び解説 平成25年4月」の降雨波形の作成方法に対応
- 貯留施設の容量を上下水平面の面積の平均値から算出する方法に対応
- 降雨強度式の型の名称を入力し、計算書に表記可能に
- クリーブランド型の降雨強度式を選択可能に
- 山梨県の降雨強度式を選択可能に
- 特殊型の降雨強度式を選択可能に
- 降雨継続時間を500時間まで設定可能に
- 貯留施設の容量を入力した場合においても計算書に水面積を表示可能に
- 貯留施設形状の入力において、水深を99まで設定可能に

Ver.4
- 恒久調節池の洪水吐きの設計として、設計洪水量、非越流部天端高の算定に対応しました。
- 都市型2池方式の計算に対応しました。
Ver.3
- 放流先の外水位による逆流を考慮した計算に対応しました。
- 調節池内における浸透量を考慮した計算に対応しました。
- 流域データの実績入力画面において、降雨強度と降雨量の入力に対応しました。
- 円形およびボックス型の貯留管の形状入力に対応しました。
- 矩形堰の自動計算に対応しました。
- 流入量合成計算の出力に対応しました。
- 計算結果一覧表の表示機能を追加しました。
- グラフに凡例を追加し、線色と文字サイズを変更しました。
- 簡便式画面において、流出係数を小数点以下3桁まで設定可能にしました。
- 簡便式画面において、必要調節容量を表示するようにしました。
製品特長
プログラムの詳細
- 計算結果一覧表の表示機能を追加しました。
- 簡便式による必要調節容量計算が可能です。
- 流域、浸透施設、貯留施設の結びつき(系統データ)を指定する事により、多段式の洪水調節地を計算可能です。
- 浸透施設、貯留施設を併用した場合の計算が可能です。

流域
- 洪水到達時間の算定機能に対応しています。(等流流速法、角屋式、土研式)
- 降雨強度式は、君島型、タルボット型、シャーマン型、久野・石黒型、クリーブランド型、長野県型(旧型)、山梨県型、特殊型に対応しています。
- 降雨強度式として長短2式まで指定可能です。
- 和歌山県型の降雨強度合成計算に対応しています。
- 降雨波形は後方集中、中央集中、中央集中(兵庫県)、前方集中より選択可能です。
- 等流流速法ではKerby、Rziha、Manning、Kraven、任意入力が選択可能です。
- 実績入力は降雨強度、降雨量、流量の入力に対応しました。

貯留施設
- 放流施設のサイズの自動決定が可能で、許容放流量以下になるようなオリフィスサイズを自動的 に算出します。
- ピーク位置前後の出力間隔を変更できます。これにより、全体の出力間隔を変更せずにピーク位置前後のみ詳細に出力する事ができ、出力ページ数の削減と詳細な出力の両立が可能です。
- 堆砂量の計算が可能です。
- 放流施設としては、次の9種類より選択可能です。【放流管(1)】、【放流管(2)】、【矩形堰】、【小型オリフィス(円形)】、【小型オリフィス(矩形)】、【大型オリフィス(円形)】、【大型オリフィス(矩形)】、【ポンプ】、【大型オリフィス(矩形 三重県)】
- 放流先の外水位による逆流を考慮した計算に対応しました。
- 調節池内における浸透量を考慮した計算に対応しました。
- 円形およびボックス型の貯留管の形状入力に対応しました。


浸透施設
- 貯留・浸透施設併用の計算に対応しています。
- 浸透計算は「雨水浸透施設技術指針[案]」に対応しています。
- 浸透計算は有効降雨モデル、一定量差し引きモデル、貯留浸透モデルより選択可能です。

画面例

ハイドログラフと水位

洪水吐きの設計

最大貯水量と水位容量

降雨強度

大型オリフィス
システムの適応範囲
- 「防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例」によるオフサイト貯留(遊水地及び防災調節(整)池)および、それと併用の対象となる貯留・浸透施設のうち浸透側溝を除く拡水法の浸透型施設。
- 「雨水浸透施設技術指針[案]調査・計画編」の対象施設のうち、浸透ます、浸透トレンチ、透水性(平板)舗装、浸透池。
- 「増補 流域貯留施設等技術指針(案)」の対象施設のうち、浸透側溝を除く流域貯留浸透施設。
- 「下水道雨水調整池技術基準(案)」解説と計算例の対象施設のうち、横越流堰方式を除く調節池。
参考図書
- 公益社団法人 日本河川協会 (平成19年9月) 「増補改訂(一部修正) 防災調節池等技術基準(案)解説と設計実例 第2刷」
- 公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会 (平成18年9月) 「雨水浸透施設技術指針[案] 調査・計画編 第5刷」
- 公益社団法人 日本河川協会 (平成5年5月) 「増補 流域貯留施設等技術指針(案)」
- 公益社団法人 日本下水道協会 (昭和59年10月) 「下水道雨水調整池技術基準(案) 解説と計算例 第6刷(平成13年2月)」
価 格(税込)
- ●「防災調節池Ⅱ」¥110,000/年
動作環境
- ハードディスク
- OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
- ディスプレイ
- 1280×1024以上が表示可能なもの
- メモリ
- OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
- OS
- Microsoft Windows 11、10
※Windows動作保証の最新情報はこちら
カタログ・デモ版/お問合せ
資料ダウンロード
簡便式出力例[PDF:30KB]厳密計算法出力例[PDF:343KB]
洪水吐き出力例[PDF:24KB]
2池方式出力例[PDF:116KB]
製品に関するお問合せ(サポート)
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