土留弾塑性解析(偏土圧)

偏土圧が作用する全体構造系の非対称な挙動に対し、左右両側の土留め壁と切ばりを梁バネモデルとし、土留め壁の変位の方向に応じて作用側圧や地盤の弾塑性状態が変化する過程を考慮した計算を行います。 左右両側の同時計算のみ可能です。

土留弾塑性解析(偏土圧)

主なバージョンアップ情報

Ver.8からVer.9(2017年12月5日無償アップデート)

  • 単独処理として扱っていた中間杭の計算について、一括処理で一冊の計算書に集約しました。

Ver.7からVer.8(2016年11月8日リリース)

  • 土質定数の入力画面で、地盤改良がある場合に必要だったステップコピーの操作を省略可能としました。
  • 支保工の計算結果一覧表に許容値のカッコ書きとNGの判定マークを追加しました。
  • 支保工反力集計表に支保工設計用の荷重を行追加しました。
  • 土留め壁材料がSMW、TRDの構造図では、ソイル長さを「芯材+1.0m」で描くように変更しました。
  • 用語を変更しました。「切梁」→「切ばり」、「切梁反力」→「支保工反力」
  • 施工ステップの入力画面を拡大して、横スクロール無しで表示できる支保工段数を7→15に増やしました。
  • 土木学会「トンネル標準示方書[開削工法編]・同解説」(2016年制定)に対応しました。

Ver.6からVer.7(2012年10月16日リリース)

  • 火打ち計算で、軸力と曲げを同時に受ける座屈の照査に対応しました。
  • 火打ちボルトの断面積を指定入力可能としました。高力ボルトと普通ボルトの使い分けが可能です。
  • 道路橋示方書(平成24年)による座屈を考慮した支保工計算に対応しました。
  • 掘削側水位が掘削底面より浅い場合(水中掘削)においても動水勾配を考慮した水圧計算を可能にしました。
  • 施工ステップに応じた上載荷重強度の指定が可能です。重機の有無や重機の離れに応じた計算に対応します。

製品特長

機能概要

  • 施工ステップ毎に、掘削側・背面側の土質定数を指定できます。
  • 施工ステップ
    土質定数
  • 各設計基準に応じた有効側圧を自動計算できます。掘削前・掘削後の静止側圧を選択できます。
  • 設計指針
    有効側圧
    <
  • 三角形・台形・動水勾配等、さまざまな水圧形状に対応しています。
  • 水圧
  • 上載荷重は、作用深度を指定することによって、局部的に載荷できます。
  • 建設用重機荷重・列車荷重による側圧を考慮できます。
  • 重機荷重
    列車荷重
  • 腹起し・切ばり・火打ち・中間杭の断面計算が可能です。
  • 切ばり
    切ばりの計算
  • 鋼材データを登録ファイルから引用可能です(鋼矢板・SMW・親杭・アンカー)。土留め壁の断面変化を考慮できます。
  • 切ばり
    切ばりの計算
    切ばり
    切ばりの計算
  • 土留め壁の断面変化を考慮できます。
  • 地盤の塑性化を考慮しない弾性体としての扱いを土層毎に指定可能です。
  • 掘削時、盛替撤去時の各施工状態について計算できます。
  • 土留め壁上・下端の支持条件を指定できます。(自由・固定・ピン・ローラ・バネ支持)
  • 円形立坑のリング効果・矩形立坑等の形状効果をバネ定数として評価できます。
  • 切ばりに生じる負反力を無視した計算が可能です。
  • 切ばりバネ定数の直接入力が可能です。
  • 計算結果出力は計算部毎の部分出力の他に、ページを指定して出力することも可能ですので、必要な部分のみ出力することができます。
  • 土留め壁変位の計算結果をcsvファイルに出力できます。FEM解析ソフトへの連携がカンタンに行えます。
  • 支保工計算用の支保工反力の設定は、慣用法・弾塑性法に応じた支保工反力を自動的に抽出できます。
  • 左右両壁の一体解析に対応しています。左右対称モデルで片側の土留め壁のみを計算する場合は、SUCCES『土留弾塑性解析(土木)』〔別契約〕をご利用ください。
  • SUCCES『土留弾塑性解析(土木)』〔別契約〕とのデータ連動が可能です。

画面例

基本条件

基本条件

解析方法

解析方法

支保工

支保工

断面力変位図

断面力変位図

設計断面図

設計断面図

断面力変位

断面力変位

結果集計表

結果集計表

断面力変位

重ね合わせ図

結果集計表

切ばりの計算

TRDトライアル

TRDトライアル

左右壁一体の変位図

左右壁一体の変位図

左右一体の設計断面図

左右一体の設計断面図

左右一体の断面力図

左右一体の断面力図

システムの適応範囲

制限条件

偏土圧の作用する左右非対称モデル
上載荷重が異なる場合
地下水位、土層数、土層深度、土質定数が異なる場合
掘削底面からの根入れ長(土留め壁全長)が異なる場合
切ばりに負反力(引張力)が生じる場合
土留め壁全長、土留め壁の突出長さが異なる場合
土留め壁天端の標高が異なる場合×
土留め壁の断面定数が異なる場合 (右/左ともに鋼矢板で、右:Ⅲ型、左:Ⅳ型など)
土留め壁の材料が異なる場合 (右:鋼矢板、左:SMWなど)×
プレロード導入×
アンカー等により施工ステップが異なる場合 (対面する土留め壁に影響しない支保工)×
親杭横矢板×
左右の腹起しサイズ・各種寸法が異なる場合×
施工ステップ数40
土留め壁断面変化数10
リングバネ断面変化数10
支保工段数30
土層数20
有効側圧数60
節点数1000
部材数1000
着目点数1000
  • 片側の土留め壁だけの計算には対応しておりません。
  • 親杭式土留めには対応しておりません。
  • プレロード導入時、埋戻し時の計算には対応しておりません。
  • 弾塑性境界は、「多層」の扱いのみ対応します。「単一層」の扱いは計算不可です。
  • ひずみ依存性を考慮した地盤バネの計算には対応しておりません。
  • 増加分布バネを考慮した計算には対応しておりません。
  • 地盤の塑性を考慮しない「弾性解析」には対応しておりません。
  • 定常性の検討には対応しておりません。 
  • 施工途中における地盤バネ値の変化(地盤改良)には対応しておりません。
  • 側圧強度を指定した計算には対応しておりません。
  • 土留慣用計算、土留弾塑性解析(土木)との機能比較はこちらをご覧ください。

設計指針

  • 「共同溝設計指針」 (昭和61年3月) 社団法人日本道路協会
  • 「土木研究所資料 掘削土留め工設計指針(案)」 (昭和57年3月) 建設省土木研究所
  • 「設計基準(案)土木設計編」 (平成4年4月) 日本下水道事業団
  • 「仮設構造物設計基準」 (平成2年10月) 財団法人首都高速道路厚生会
  • 「トンネル標準示方書(開削編)・同解説」 (昭和61年6月) 社団法人土木学会
  • 「トンネル標準示方書[開削工法編] ・同解説」 (平成8年7月) 社団法人土木学会
  • 「トンネル標準示方書[開削工法]・同解説」 (平成18年7月) 社団法人土木学会
  • 「トンネル標準示方書[開削工法編]・同解説」 (2016年制定) 公益社団法人 土木学会
  • 「深い掘削土留工設計法」※ (平成5年9月) 社団法人日本鉄道技術協会
  • 「道路土工―仮設構造物工指針」 (平成11年3月) 社団法人日本道路協会
  • 「仮設構造物設計要領」 (平成19年9月) 首都高速道路株式会社
  • 「鉄道構造物等設計標準・同解説 開削トンネル」 (平成13年3月)※ 財団法人鉄道総合技術研究所

※鉄道標準(H13)、鉄建公団(H5)の支保工の許容応力度計算には対応しておりません。

参考文献

  • 「ソイルミキシングウォール(SMW) 設計施工指針(改訂版)」 (平成14年3月) 社団法人日本材料学会
  • 「TRD工法 技術資料」 (平成17年7月)  TRD工法協会

価 格(税込)

  • 「土留弾塑性解析(偏土圧)」¥110,000/年

動作環境

ハードディスク
OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
ディスプレイ
1280×1024以上が表示可能なもの
メモリ
OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
OS
Microsoft Windows 10
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カタログ・デモ版/お問合せ

資料ダウンロード

土留弾塑性解析(偏土圧)出力例[PDF:417KB]

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