1. 進行方向と逆向きの縦断図を作成したい。
  2. SPを非表示にしたい 。
  3. 公団タイプの勾配図・曲率図を作図したい。
  4. 片勾配すりつけ図の値を測点毎に表示させたい。
  5. マイナス測点のプラス長の符号を変更したい。
  6. 帯図の測点欄に役杭名称を追加したい。
  7. 測点名称を任意文字に変更したい。
  8. 測点に測点タイプ(No.***やSTA.***)を入れたい。
  9. 測点タイプ(No.、STA.、SP.)を変更したい。
  10. 曲率図に表示されるIPの開始番号を変更したい。
  11. BC・ECを作図しないようにしたい。
  12. 複数の現況縦断を作図したい。
  13. 標高目盛を1つの図面に複数回入れたい。
  14. 文字の設定を変えたい。
  15. DLの高さ設定を変えたい。
  16. 『DC登録-図式登録』の実行に時間がかかるようになった。
  17. 図式登録データを物件毎に管理したい。



Q1:進行方向と逆向きの縦断図を作成したい。

A1:現在、逆向きの縦断図の作成には対応しておりません。縦断図が1枚だけの場合は、『編集』-『移動』-『反転』コマンドのY軸反転を使用し、作成することが可能です。


Q2:SPを非表示にしたい 。

A2:縦断図CADではSP位置を自動的に計算するようになっています。SP位置を非表示にする場合は、『DC作図』-『縦断図作図』の「追加・不要測点」タブにおいて不要測点にSP位置を追加してください。


Q3:公団タイプの勾配図・曲率図を作図したい。

A3:『DC登録-図式登録』コマンドの図式登録ダイアログで、「帯項目」タブの項目欄の「勾配(公)」・「曲率図(公)」を使用してください。


Q4:片勾配すりつけ図の値を測点毎に表示させたい。

A4:『DC登録-図式登録』コマンドの「帯項目詳細(3)」タブで、「すりつけ区間内断面位置表示」をチェックします。また、拡幅すりつけ図は、自動的に発生してきます。


Q5: マイナス測点のプラス長の符号を変更したい。

A5:縦断図CADで自動作図では、プラス長は「+」の符号しか対応していません。「-」の表記にしたい場合には作図後、『編集-文字-内容編集』等で文字列を修正してください。


Q6: 帯図の測点欄に役杭名称を追加したい。

A6:『DC作図-縦断図作図』コマンドで、断面発生タイプに「指定ピッチ・線形変化点」を選択すれば自動生成されます(平面線形をIP法で入力した場合)。その他の場合には、同コマンドの「追加・不要測点」タブの追加測点に追加してください。


Q7: 測点名称を任意文字に変更したい。

A7:『DC作図-縦断図作図』コマンドの縦断図作図ダイアログの「追加・不要測点タブ」で、変更したい測点と任意文字を追加測点に追加します。 帯図に作図される測点と同じ位置に追加測点があった場合には、追加測点に入力した任意文字が優先して表示されます。


Q8: 測点に測点タイプ(No.***やSTA.***)を入れたい。

A8:縦断図CADの『DC登録-図式登録』コマンドで、図式登録ダイアログの「帯項目詳細(3)」タブで設定できます。「測点マークを表示する」にチェックを入れれば作図されます。


Q9: 測点タイプ(No.、STA.、SP.)を変更したい。

A9:縦断図の測点タイプは、平面線形入力の「全般」タブの「測点名称」で設定します。


Q10:曲率図に表示されるIPの開始番号を変更したい。

A10:V-ROAD5.5以降のバージョンでは、縦断図CADの『DC作図-縦断図作図』コマンドの「縦断図作図」ダイアログの「その他」タブで設定できます。V-ROAD5.5以前のバージョンでは、縦断図CADの『DC登録-図式登録』コマンドの「図式登録」ダイアログの「帯項目詳細(1)」タブで設定できます。 初期値は1になってます。


Q11:BC・ECを作図しないようにしたい。

A11:縦断図CADの『DC作図-縦断図作図』コマンドで、「全般」タブの断面発生タイプを「指定ピッチ・線形変化点」に選択すると自動的に入ります。BC・ECを自動作図しないためには、断面発生タイプを「地盤データ入力位置」にするか、「追加・不要測点」タブでBC・ECの測点を不要測点として入力します。


Q12:複数の現況縦断を作図したい。

A12:現況縦断入力のNO欄を変えて5本分の現況縦断を入力できます。縦断図CADの『DC登録-図式登録』コマンドの「文字・線」タブの線設定で地盤高1~5の表示色や線種・レイヤ・表示/非表示を選択できます。


Q13: 標高目盛を1つの図面に複数回入れたい。

A13:DLの変更などにより標高目盛を1図面に複数入れたい場合以下のように設定します。

  1. 『DC作図-縦断図作図』の「DL区間」で「DLの指定」を選択します。
  2. 1行目に線形始点の測点・DL値・目盛ピッチ等(上限値は省略可能)を入力します。
  3. 2行目以降に標高目盛を入れたい測点・DL値・目盛ピッチ(上限値は省略可能)を入力します。
  4. [OK]を選択すると設定した内容で縦断図が作図されます。


Q14:文字の設定を変えたい。

A14:文字サイズ・色・レイヤ等は、『DC登録-図式登録』の「文字・線」タブの文字設定で変更します。 このコマンドについては『V-ROADユーザーズガイド』をご覧ください


Q15:DLの高さ設定を変えたい。

A15:縦断図は、指定区間毎に任意数値を設定できます。縦断図CADのメニューから『DC作図-縦断図作図』を選択し、縦断図作図ダイアログの「DL区間」タブで「DLの指定」を選択し設定します。全区間に渡って変更する場合には表組の先頭行に始点の測点名とDL値・目盛ピッチを入力します(上限値は省略できます)。


Q16: 『DC登録-図式登録』の実行に時間がかかるようになった。

A16:実行時間はシステムフォルダにある図式登録データへの登録数にほぼ比例して増大します。図式登録数が多く、実行に時間がかかるようであれば、使用頻度の少ない登録を外部ファイルに保存していただき、システムフォルダから削除して登録数を減らしてください。外部ファイルへの保存は、『DC登録-図式登録データ-書き出し』で行い、外部ファイルからの読み込みは、『DC登録-図式登録データ-読み込み』で行います。


Q17:図式登録データを物件毎に管理したい。

A17:『DC登録-図式登録データ-書き出し』で物件で使用した登録を外部ファイルに保存できます。この保存先を物件フォルダにすれば、図面や計画のデータと同じフォルダで管理できます。保存した図式登録の読み込みは、『DC登録-図式登録データ-読み込み』で行います。